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2021年08月17日

生命保険契約照会制度の開始

ここのところ、毎日雨が降り続いていますね。

各地で豪雨による災害が起きているので、これ以上大きな被害が出ないことを願うばかりです。

被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

さて、皆さんは家族が加入している生命保険を把握されていますか?

自分が加入している保険は把握していても、両親や兄弟の加入している生命保険の詳細まで把握されている方は少ないかと思います。

万が一、家族が亡くなったり認知判断能力が低下した場合、生命保険に加入していた事実を家族が把握しておらず、保険証書や手がかりになるものを見つけられない場合、保険金を請求できない恐れがあります。

このような事態を防ぐため「生命保険契約照会制度」が2021年7月1日より開始されました。

契約者・被保険者が亡くなった場合、認知判断能力が低下している場合、または災害時の死亡もしくは行方不明によって生命保険契約に関する手掛かりを失い、保険金等の請求を行うことが困難な場合等において、生命保険協会が一括で各保険会社へ照会をかけて、調査結果をとりまとめて照会者に回答するというシステムです。

利用料は1照会当たり3000円で、戸籍や協会所定の診断書などが必要になります。

この制度を利用できる方の範囲ですが、相続の場合は法定相続人、法定相続人の法定代理人または任意代理人、遺言執行人です。

認知判断能力が低下している場合は法定代理人、任意代理人、3親等以内の親族およびその任意代理人です。

任意代理人の範囲には、司法書士が含まれますので当事務所でも照会が可能です。

どのように請求したらいいかわからない方、時間がなく手続きが面倒な方は、ぜひ当事務所までお問い合わせください。

 アップサクシードスタッフ

 

 

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